🐾『子グマを守るため、軽トラに立ち向かった母グマを捕獲しないで』北海道 鈴木ひかる支部長 根室市長に申入書を提出
4月28日に、貴市で、林道を走行していた軽トラックにクマが襲い掛かったというニュースが流れました。母グマが、子グマを守るためにした行動でした。 5月1日、この母グマを山中に罠をかけて捕殺すると報道されたため、くまもり北海道支部ですぐに情報収集や申し入れをして、山の中に檻が設置されていないことは確認ができましたが、今後も引き続き対策が検討されるということでした。...
View Articleマスコミはクマを悪者にしたてるのはやめて 軽トラに突進した根室母グマ報道の問題点
昨年から、なぜかマスコミのクマ報道が、「クマは悪者で捕殺の対象」というもの一辺倒に変わりました。目に余るひどいクマ報道の連続です。アルメディアの方は、クマを悪者にすると視聴率が取れると言っていました。 クマは本来とても平和的な動物で、人間に遠慮してかわいそうなくらいそっとこの国で生きています。...
View Articleスクープ!指定管理鳥獣化主導の北海道でヒグマ個体数が過大に推定操作されていたことが判明
(はじめに、熊森から) 現在のクマの生息数推定計算は非常に複雑になっており、専門家でないとチェックは不可能です。 統計学の専門家である元日本福祉大学経済学部教授の山上俊彦先生は、この度、北海道のヒグマ生息数の推定過程を精査され、過大推定となるようにように操作されていることを見つけられました。 (本文) 以下は、山上俊彦先生のお話をまとめたものです。...
View Articleぽつんと一軒家に住む犬たちが、うれしそうに散歩に飛び出したのに家の前で動かなくなった訳
先日、和歌山県の山の中の一軒家に住む方を訪れた際に、お聞きしたお話です。 山に犬を捨てる人がいて、その方は3頭も保護飼育されています。 8月のある日、いつものようにうれしそうに家から散歩に飛び出した犬たちですが、家を出たところで立ち止まり、地面の臭いをかいでいたと思ったら、今日は散歩に行かないという感じで家に戻ってしまいました。...
View Articleとよくん獣舎のペンキ塗り作業がおわってピカピカに❗
豊能町高代寺内にあるとよくんの獣舎の塗装作業は5月17日に始まり、途中雨で作業日が変更になることも多々ありましたが、ようやく昨日終了しました。 以前より濃い緑色になり、周囲の樹木とも調和しているようです。 before after ペンキの匂いが大好きなとよくんは、顔や身体をスリスリとこすりつけてペンキの匂いを堪能(?)していました。...
View Article兵庫県三田市で数年前に皮むき間伐したスギを、すべて伐採!~ボランティアさんの底力~
7年前、熊森は兵庫県三田市で、多くのボランティアさんに参加していただき、放置人工林の皮むき間伐を行いました。 (以下は、当時のブログ) 6月4日(日) 皮むき間伐フェスタ開催!! 皮むき間伐は、チェーンソー不要、小学生でも手軽にできる間伐です。 ただし、簡単に皮がはがれるのは、木が地中からどんどん水を吸い上げている6月前後の成長期だけです。...
View Articleとよに事務所のヤマモモを届ける
一切お世話をしていないそうですが、事務所のヤマモモの木に、驚くほどいっぱい実がついています。 ヤマモモは暖地性の植物で、尾根のようなやせ地でも育つそうです。 これまで北海道にいたので、ヤマモモを見たことがありません。 とよ君に内緒で味見をしました。 紫色に熟したのはそこそこ甘かったのですが、赤いのは酸っぱい! グルメのとよ君のためできるだけ熟した実を採ってやりました。 とりあえず、ビニール袋2つ。...
View Article全ての命を大切に クマによる八甲田タケノコ採り女性死亡事故の終え方提案
6月25日朝、青森市郊外にある八甲田山地獄沼周辺(十和田八幡平国立公園特別保護区内)で、タケノコ(ネマガリダケ)採りをしていたむつ市の80代女性がクマに襲われ意識不明の重体となり、市内の病院で死亡が確認されたということです。死因は、多発性外傷ということです。 お亡くなりになられた方のご冥福をお祈り申し上げます。 起きてしまったことはもうどうしようもないのですが、問題は、この後どうするかです。...
View Article福島県からまっとうな声があがった!福島民報6月30日玄侑宗久氏の文「ソーラーパネルと熊」
以下、福島民報に掲載された玄侑宗久氏の文です。 「ソーラーパネルと熊」 ここ数年、町場での熊の出没が激増している。環境省によれば、昨年度の熊による人的被害は、十九道府県で計一九八件、二一九人で、統計のある二〇〇六年以降最多だった。...
View ArticleNHK盛岡 再生可能エネルギーか?絶滅危惧種イヌワシか?を見て
NHK盛岡2024年07月04日放映 再生可能エネルギーか?絶滅危惧種イヌワシか?両立のジレンマ 以下は、上記番組を見て書かれた文です。 本人の了承を得て、以下に紹介させていただきます。 風力発電とイヌワシは、両立しない 比企の太陽光発電を考える会(埼玉県) 小山正人(獣医)...
View Articleヨーロッパなどでは、再生可能エネルギー万能論はもうない 青山議員再エネ賦課金廃止を訴え
第213回参議院経済産業委員会(令和6年5月16日)で、・低炭素水素等の供給及び利用の促進に関する法律案及び・二酸化炭素の貯留事業に関する法律案の両案が一括して審議されました。 ・ 以下は、熊森の文責で、自由民主党の青山繁晴議員の質疑応答の要旨をまとめたものです。 (質疑応答の全文をお読みになりたい方は、上の青山繁晴議員の質疑応答をクリックしてお読みください。) ・ ・ ・...
View Article兵庫県本部:2024年度豊岡市クマ防除対策のお手伝い、春から始動しています!
本部のある兵庫県は、西宮市や尼崎市、神戸市などの大都市がある瀬戸内海側と、たくさんの山に囲まれた中部や北部に分かれます。 中部北部はクマをはじめとする野生動物たちの主な生息地で、近年、出没が多く、中でも県内で1番クマが多く出る豊岡市は、ほぼ年中クマ防除対策を行っている市になります。...
View Article新たに続々と再エネ事業計画が出て来ている
自然エネルギー(=再生可能エネルギー。以下、略して、再エネ。ただし、エネルギーは使えばなくなるので、再生することなどあり得ません)と、美しい名で呼ばれている太陽光発電や風力発電。これらは、現在、国内外の投資家の投資対象となっており、巨大事業化されています。 これらの発電には、火力発電や原子力発電と違って気が遠くなるような広大な敷地と巨大な発電装置が必要です。...
View Article再エネで、本当に二酸化炭素の排出量は減るのか
自然エネルギー(再エネ)が排出する二酸化炭素の量は、本当に火力発電よりも少ないのでしょうか。 科学的根拠に基づいて計算し、検証した本に、出会いました。 衝撃でした。 以下に、この本を簡単に紹介します。 近藤邦明著「電力化亡国論」2012年発行 全工程に於ける二酸化炭素の発生量を合計すると 太陽光・風力発電 > 火力発電! 計算式が多くて、読むのに一苦労しましたが、目を見張る内容だと思いました。...
View Article【緊急シンポジウム】自然保護団体と猟友会が考える日本のクマ問題 in東京
奥山水源の森の生態系維持のためには、相当数のクマが必要です。クマ問題の解決はクマ数を減らすのではなく、まずは棲み分け復活のための餌場確保や被害防除が必須。地域のクマ対策の最前線に立つ猟友会の支部長や元行政担当者をお招きして、一緒に考えます。 日時:10月20日(日) 13:30~16:30 場所:日本教育会館 707号室(東京都千代田区一ツ橋2-6-2)...
View Article早朝民家前で人に出くわし、立ち上がって後ずさりしながら立ち去っていったクマ
兵庫県のクマ生息地で9月10日早朝5時半に、車で新聞配達をしていた方がクマとばったり出会われ、そのクマが立ち去るまでの一部始終を車中から動画撮影されました。 乳首が目立つクマ (撮影者のインスタ、動画あり) 動画内のクマの様子 クマは人間が車に乗ってやってきたことに気づき、戸惑った感じで立ち上がり、周りをきょろきょろ見回しています。...
View Article令和6年度兵庫県ドングリ類は14年ぶりの大凶作
2024年9月12日兵庫県庁環境部 自然鳥獣共生課 発表 (以下、概略) 兵庫県立森林動物研究センターが実施した今年のドングリ類(堅果類)の豊凶調査によると、14年ぶりの「大凶作」であることが判明しました。 兵庫県のクマ生息地域の多くで、今秋のツキノワグマの出没数は、過去5ヶ年平均の2~4倍になると予測され、冬眠前のクマが餌を求めて人里へ大量出没する可能性が危惧されます。...
View Article10月27日投開票 衆議院選立候補者へアンケート❗(秋田・大阪・兵庫・山口・島根・愛媛)
くまもりでは、これまでも選挙などの機会に意識調査のアンケートを実施してきました。今回は、本部がある兵庫県や大阪府、秋田県、山口県、島根県、愛媛県などの立候補者に向けて以下3つの質問をいたしました。回答の締切は10月19日でしたが、その後も回答いただき次第随時更新してまいりますので、ぜひご参照ください! Q1. 奥山水源の森の荒廃について...
View Article今秋も、兵庫県本部フィールド部隊はクマ防除現場に駆けつけています
9月以降、今年もクマの目撃情報が増えてきて、「クマの防除対策をお願いしたい!」と兵庫県クマ生息地のいくつかの地区からご依頼が入り始めました。...
View Article